神奈川県を中心に17店舗店舗展開をしている、ラーメン大桜。
大桜の社長の高橋さんとは30年以上前からの知り合いです。
互いに創業前から、前職で横浜市の青葉区中華組合の会合で顔を合わせていました。
そして創業後も、同じ組合に加入して親交を深めてきました。
この大桜の社長は高橋さん(70歳)と言いますが、とってもユニークで凄い人なのです。
私は高橋社長を大変尊敬しています。
横浜市青葉区の食品衛生協会の会長をされているほか、同じく青葉区の中華組合の役員もしています。
去年はライオンズクラブの会長をされたり、他にはRDTA(救助犬訓練士協会)、盲導犬協会、日本サービスドッグ協会などへの募金集めにも注力されているのです。
まさに地元の名士、って感じですよね。社員から見るとカリスマ性のある経営者。
高橋社長とは常々、「何かお客様が楽しくなることを一緒にやりたいね!」と話をしていました。
「じゃあ、コラボしましょう!!」と、この方向で意見が一致しました。
そんな時に起った今年1月の能登半島地震。
高橋社長から「企画しているコラボ企画で、能登半島地震の義援金を集めないか?」と提案されました。
普段から募金活動をしている大桜さんらしい提案です。
早速2月からラーメン大桜とのコラボ企画第1弾が始まりました。
コラボラーメン一杯売れる毎に30円を被災地に送るという企画です。(コラボ企画第1弾はこちらを参照⇒横浜・川崎・町田のラーメン「とんこつラーメン 七志(ななし)」のブログ ラーメン大桜とのコラボ商品販売 (nanashi-food.com)
ところが、七志ではこのコラボイベントが思わぬ批判招きました。
能登半島地震の義援金は、コラボイベント終了後までに送金先を決めれば良いと考えていたのですが、お客様から「今、お金をどこに送るのかを言えない(決めていない)のは信用ならない。また、人の不幸で商売をするな!」というクレームを、店舗で長時間にわたって受けたのです。
スタッフもメンタル的に参ってしまったようで、せっかく良いことをしていると思って頑張っていたのに、悪いことをしている気分にさせてしまったようです。
日頃から募金活動をしている訳ではないため、お客様から信頼して頂けなかったのかと私も反省しました。
もちろん大桜さんではこのような事は起きておらず、私の経営者としての未熟さを痛感する出来事として記憶に残りました。
6月末まで行っていたコラボイベント第二弾では、そのような事が無かったのでホッとしました(笑)。
少しはお客様に信用していただけたのかな?
日頃から地域のために、社会のために何かをしていくことを継続していき、もっと信用されるようにならないとですね。