小学校3年生プロデュースのラーメン⑥

七志中山店で協力している中山小学校3年生の「総合的な学習の時間」。

小学3年生がプロデュースのラーメン「栄養まんてん夢のニコニコラーメン」は、試食会も終えて、いよいよ1月17日(金)から販売開始しました。

ニコニコラーメンは、神奈川新聞・朝日新聞、さらにタウンニュースなどで取り上げられられたこともあってか、物凄いです数です。

七志でも期間限定麺を販売していますが、その3倍の出数。

驚きです!

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子ども達は食べてくれた人がどのぐらい「ニコニコ」なのかをアンケートでヒアリングすることにしました。

このアンケートは3月に総合学習の振り返りとして使えるように、中山店のスタッフが回収して児童たちに渡します。

もちろん評判は上々を超えて、ウルトラ上々、といったところでしょうか?

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児童たちは、自分たちで企画した具材についても、選んだ理由や価値をお客様に知ってもらおうと表も作成しました。

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全てが順調に行っているように思えました。

しかし販売から一週間が過ぎたころ、児童たちが地元の食材として選んだ前田養鶏所の卵が販売中止になるという知らせが入ったのです。

2月末までの販売予定なのに、1月末ごろには卵が無くなってしまいます。

私たちも驚きでしたが、ビジネスではよくあること。

通常我々が食材を決める際には、「安定的に数量が確保できるか」も調べた上で決めます。

飲食業の内幕を知らないのですから、子どもたちは責められません。

私は、「代わりに通常の卵で販売するか、前田養鶏所の卵が無くなり次第販売終了するか、クラスで決めてください。」と先生に伝えました。

「仕方ない。通常の卵で販売します。」

当然このような返事が来るものかと…。

しかし、返ってきた返事は私の想像をはるかに超えるものだったのです。

(小学校3年生プロデュースのラーメン⑦に続く)