七志中山店で協力中の、中山小学校3年生の「総合的な学習の時間」。
子供たちが自分たちで校内を中心に集めた「地域の人が好きなラーメンの味」に加えて、七志中山店の店内での協力依頼と七志中山店のアプリ会員のアンケート結果が出そろいました。
子供たちが集めたアンケートは、醤油ラーメンが1位。
特に子供の間では断トツ1位です。
ところが七志中山店のアンケートではとんこつがダントツで1位。
七志はとんこつラーメン店ですから、そこにくるお客様の好みがとんこつに偏るのは当然の結果でした。それでも総合計では醬油ラーメンが1位です。
結果から見れば商品開発に選ばれるのは醬油ラーメン。
ところが子供たちが選んだのは、何と「とんこつ」だったのです!
話し合いの結果、1位の醬油ラーメンではなくとんこつラーメンを選んだ理由には、商品化に協力する七志中山店の負担を考えての事だったようです。
我々としては、たとえ醤油ラーメンに決定しても、子供たちが納得する味を作り上げるつもりでしたが、とんこつの方が商品開発や調理オペレーションの負担は当然低いです。
このプロジェクトに関わる全ての人の事を考えて、話し合いで1位ではなく2位を選ぶ。
人の目線に立って物事を進める力がすでに備わっているのです。
小学3年生にとっては「なぜ1位ではいけなの?」との想いがあったはず。
実際、1位醤油派がとんこつに決まる際に、給食をボイコットするなんて波乱もあったそうです。
それだけ真剣なのですから、我々も真剣に向き合わなければと思いました。
そして子供たちから商品化に向けての最終提案のとんこつラーメン考案、となったのですが、これがまた驚きの提案内容だったのです。
(小学校3年生プロデュースのラーメン④に続く)